同姓同名の町長が初対面――。今年2月の埼玉県越生町長選で初当選した新井康之町長(76)が18日、宮代町役場に同町の新井康之町長(63)を訪ねた。
宮代町総務課によると、越生町の新井町長が町議時代、2017年秋に宮代町で同姓同名の町長が誕生したことに「刺激され、現在に至っている」とあいさつ。宮代町も、越生町の梅を使った特産品を宮代町の農産物直売所で販売していることを紹介。「何か不思議な縁がありますね」と話が弾んだという。
意見交換では、災害時相互応援協定や友好都市などについても話題に上がり、今後、まちづくり全般で情報交換、協力していく方向で一致。「一緒に埼玉県を盛り上げていこう」と2人で声をそろえたという。(加藤真太郎)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル